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ACT.5 頑張れ!Or.Sys!!

 さて、前回復活してからハイペースで原稿をあげているが、今回はG−S.T.F.にも馴染みの深いT.RPGサークルである『Or.Sys』について書こうと思う。

 まずは、Or.Sysを知らない方に簡単な説明をしておこうと思う。Or.Sysは、元『ELLE SHINE』の方々によって結成された岐阜に母体をおくサークルで、我々G−S.T.F.と同じくオリジナルシステムオンリーコンベンションを開催してる。勿論、オリジナルシステムの制作もおこなっています。Or.Sysには、『妖撃者』というオリジナルシステムがあり、現在も妖撃者の制作の他にも新たなオリジナルシステムが制作されています。G−S.T.F.と同じ方向性を持つサークルである為、コンベンション開催の際のGMの派遣など相互の発展を目指して協力体制にあります。

 東海圏下において、オリジナルシステムを創っているT.RPGサークルは多く存在しており、個人や大学サークルまで含めると多くのオリジナルシステムが東海圏下には現存している。しかし、その発表の場はまだ少ない。通常のフリーコンベンションで卓を立てることも可能だが、既存のシステムの卓に押されてしまい潰れる危険性が高い。コンベンション主催者側が創るオリジナルシステムの場合は、卓が立つ可能性は少し高くなる。だが、個人で制作している場合には、通常のフリーコンベンションで卓を立てるのは困難で、陽の目を見ないまま消えていってしまうのだ。

 前にも書いたが、G−S.T.F.はコンベンション開催サークルではない。あくまでも、主となるのはオリジナルシステム開発である。

 現在、オリジナルシステムオンリーコンベンションを開催しているのは、G−S.T.F.の他にはVERVET GARDEN、そしてOr.Sys。Or.Sysはその中でも岐阜に母体がある為、T.RPGプレイヤーが愛知県へ流れていってしまう現状、その流れを岐阜に留めオリジナルに目を向けてもらうという2つの責任みたいなものを背負っているような気がしているのだ。それ以上に、良いオリジナルシステムを創ることが一番大切であるのだが。

 G−S.T.F.とOr.Sysが初めて接点を持ったのは、今年の春。L.I.C.の代表でもあり、愛知RPG界のさまざまな活動に関与しているY武氏が引き合わせたのだ。ここでは簡単に説明しておくが、その場の会議で結成されたのだ創作システム推奨サークル連盟(創推連)である。(創推連には、G−S.T.F.,Or.Sysの他に、L.I.C.,VERVET GARDEN,にくきゅう製作所が加盟しています)その会議に時点では、まだOr.Sysという名前はなく結成に向けての準備段階でした。その後、G−S.T.F.の夏のコンベンションにプレイヤーとして、先日(11月3日)のコンベンションではGM卓をと、活動に大きく協力してもらっています。

 G−S.T.F.の方も、夏と秋に行われたOr.SysのコンベンションでGMを数卓分派遣しています。今後も、コンベンションが行われる際には、できる限りの協力をいていくつもりです。

 今のOr.Sysにとっての鬼門になっていると思われるのは、コンベンション開催日の日程が悪いというところだと思われます。Or.Sysのコンベンション開催日は、2度とも某愛知の巨大TRPGサークルと重なっていて、東海圏下でのコンベンション日が集中しており、先日は某全国合同コンベンションも開催されており、スタッフも集客には頭を悩ませているはず。さらに、某RPG情報が載っている雑誌には会場までのアクセス情報が間違っていたりと・・・、外部要因にも少し足を引っ張られて可哀相なところがあります。最低限でも、創推連の中だけでもコンベンション開催日が重ならないようにしたい

 メンバー全員が社会人で、コンベンションも定期的にできない。その為、オリジナルシステムオンリーコンベンションは、毎月開催することができないのが現状。オリジナルシステムオンリーコンベンションを開催しているサークルがすべて、システム制作との両立をさせる為には毎月コンベンションを開催している余裕はないのです。これから、オリジナルシステムオンリーコンベンションの開催のみを主体にするサークルや団体が出てくる可能性はないとは否定できませんが、その可能性は低いと思わます。

 Or.Sysのコンベンション会場となる岐阜市民会館は、思ったほどアクセスが困難な場所ではありません。名鉄名古屋駅から特急(一部指定)が通っています。新岐阜駅からも市バスで、少しの時間で会場までつくことができます。スタッフのみなさんも、とても人柄の良い人なので安心してプレイできるのではないのでしょうか?G−S.T.F.もGMとして参加していますので、新作システムが遊べるかもしれません。

 細かい目的に差異があるものの、最終目的は「後世に残るようなT.RPGシステムを創る」というところで一致しているため、このまま良い緩やかな協力関係でいたいと思います。

 これを読んだ皆様、一度Or.Sysのコンベンション会場に足を運んでください。特に、岐阜にお住まいのT.RPGプレイヤー(関係者)は、岐阜のT.RPG界の活性化のためにも参加してあげてください。

 今回は、宣伝なのか何なのか最後はわからなくなった面がありますが、とにかく「頑張れ!Or.Sys!!」。G−S.T.F.は、Or.Sysをこれからも応援してきます!!




 2000年11月16日

文責:しんやすなおき(愛知オリジナルシステム界のプリンス)



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