しんやすなおきのOriginal Bearms. com
ACT.3 サークル活動
現在、愛知県内には非常に数多くのT.RPGサークルが存在する。大学サークルなどを含めてしまえば、その数は他の地区と比べると遥かに多い数である。そのサークルの多くは、コンベンション開催を活動のメインとしたものであり、月一回ぐらいのペースでコンベンション開催が行われる為、毎週末・祝日などには必ずどこかでコンベンションが開催されていることになる。
先日、うちのサークルのあるメンバーに「最近、G-S.T.F.はコンベンション開催寄りのサークルになっている」と指摘された。確かに現状だけ見て語るのならば、そっちに近づいているのかもしれない。しかし、G-S.T.F.の活動のメインは“オリジナルシステム製作”である。それを発表する場として、コンベンション開催をするというのは当初の予定で決まっていたことなので、今更そんなことを何で言ったのか?私には理解できない。コンベンション開催をメイン活動とするつもりは今のところ私はないし、これはG-S.T.F.の総意としても同じである。システム製作は大変で、コンベンション開催を行うのは困難な面がある。しかし、コンベンション開催には大きな意味がある。サークルの名前を知ってもらうのも、オリジナルシステムの名前を知ってもらうのにも絶好の機会である。それを逃さない為にもコンベンション開催は必要な活動のひとつである。
サークルに所属している以上、私的な我侭は通らないことが多い。当然のことであるが。サークルというのは、日本人特有の『和』によって成り立っているからである。
最近、真剣にサークルからの独立をして、個人でのサークル設立について考えた。ずぐにその考えは衰退していったが、個人の願望や野望を叶えていく為には、そういう方法をとることが望ましいのかもしれない。私も、個人サークル設立の野望は失ってはいません。利害の不一致が多くみられるのならば、自主的にサークルから脱退も十分に有り得る展開である。
今は利害も合っているし、脱退する必要はない。これからの展開の上で、何か自分でやりたいことが出てきて、それがG-S.T.F.の同意が得られることができなければ、脱退はしないまでも個人サークル設立をするかもしれない。
コンベンションなどに参加するお客さまも、そこのコンベンションに何か不満や嫌な印象を受けたならば、次からそこのコンベンションに来なくなるだろう。コンベンションのお客様の話とは、いささか考えの重さが違うかもしれないが、同じ側面を持つ部分がいくつか見られる。個人サークルも、現存サークル(所属サークル)に満足していなかったり、現存のサークルにはないものを求めようという時に、サークルは誕生していくものである。
G-S.T.F.は今、ビジョンが全員の中で微妙にくい違い、それが全体のビションの散漫につながっているような気がする。ビションの明確化は、企業などでも、その他の団体などにも必要不可欠な事項だと思うし、サークル規約なども必要になってくるかもしれない。
ビションがないまま迷走していくようなサークルに、誰も所属していたいとは思わないだろう。私自身も、そんな危険な場所に身を置きたくない。何事にも最初が肝心で、基礎を怠ると後から大変なことになる・・。
「遊びでやっているじゃない!冗談で言っているんじゃない!!もっと、個人意識の向上を!!!」届け、この思い・・・(笑)。今後ともG-S.T.F.をよろしくお願いします。
それでは、また次回お会いしましょう。
文責:G-S.T.F.副代表代理代行 しんやす“頑張れニッポン!!”なおき
2000年9月17日
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