製作者:しんやすなおき |
サイズ:B5 |
ページ数:68 |
足達庸介 「走って撃ってカッコよく殉職(し)んでゆくゲーム」それが刑事魂(デカソウル)だ。 全てのシステムや設定が刑事魂(デカソウル)支えるものとなっている。 まず、ひたすらカッコよくプレイができるようなシステム面から説明していこう。殉職率の設定及び活躍すればするほど死に易くなることを表現した”クリティカル殉職率アップ制”、あたれば痛いという割り切ったダメージ設定、気合と命で何とかして危機を乗り切ることを表現した”刑事魂(デカソウル)制”、カッコよいセリフを叫べば何とかなる”セリフHP回復制”、初心者でもすぐにキャラメイクができる”アーキタイプ制”などのサポートがされている。 次にこれぞ刑事(デカ)だ、という雰囲気や世界観の設定だ。街設定、情報屋設定、セリフ例多数、NPC苗字表などなどによって、プレイヤーは否が応でも70〜80年代的カッコよい漢(おとこ)くさい雰囲気に浸れること間違いなしだ。 刑事ドラマ(とくに西部警察)ファンなら是非プレイしよう。 炭酸卿 情報?犯人ぶん殴れば出てくるだろ? じゃあ犯人は誰かって?そんなもん走ってりゃそのうち出てくるもんだ。 今の日本じゃできない捜査それが可能なのがこの刑事魂!!だ。 時代は70年代、古きよき日本がまだ残っていたころのお話し。 当然携帯電話もパソコンも使えないし、きっと捜査会議の場にはクーラーもないんだろ。 前に進みたければ自分の足で勝ち取ってみろ。 ああ、そんな話しどっかで見たことあるよ。 石原プロのドラマそのままじゃねか。 アーキータイプ覗いてみたら「熱血」「新米」「二枚目」「ボス」…。 しっかりとやることも分かれているし、しかもそれも分かりやすい。 自分がこの状況に置かれた場合にどうしていいのかがキャラクターを見れば一目瞭然だ。 おい、そこの机の上でゴタクばっかぬかしてやがるメガネ野郎ども、 ガタガタ言ってる暇があったらとっとと現場行ってこいってんだ。 俺か?俺は今からビデオ屋で西部警察借りてくるからよ。 大丈夫だって、 犯人追い詰めたらヘリでちょちょっと現れてショットガンで犯人なんてズドーンなんだから。 その後見事に命の花を散らそうが俺の知ったこっちゃないんでね。 |